2020/02/27
金太郎のふるさと
今月号は「まーさかりかーついで金太郎~♪」の足柄(あしがら)峠へ行った。金太郎の生まれ故郷。箱根外輪山の北端にある峠だ。万葉集にも出てくる古道だが、いまは静岡県道の峠で、休日などに東名や国道246(ニイヨンロク)がマヒしてしまうと、通はここを越えて小田原方面に抜けるらしい。
いちばんの眺望スポットがここ。でも、この日はおあいにくさま。晴れていると、真正面にドーンと富士山の全身像が見えるはずだった。
標高759mの峠は切り通し。右手には足柄城の城跡がある。峠からの眺望はありません。
走って楽しいのは東半分の南足柄市側。この日はガラガラだったけど、やはりブラックマークがありますね。勾配は最高14%まであり、坂バカサイクリストにも人気のようだ。
麓の最寄り駅は伊豆箱根鉄道の終点、大雄山(だいゆうざん)駅。三角屋根駅舎のすぐ脇に金太郎のオブジェがある。
駅のそばにあるこんな食堂で峠めしを食べる。店内は昭和趣味満艦飾。店名はなぜか「桃太郎商店」。夜は人気の焼肉店らしい。
珍しく体調が悪かったので、肉々しい桃太郎丼は編集部Aさんにお願いして、カレーにする。といっても、普通盛りでこれ。
看板フレンチブルはブースカ。知ってますか?『快獣ブースカ』。
テーマ曲を歌うと、「ブースカブースカブースカブースカ、おいしいシュウマイ、きーようけん~♪」ってなっちゃうのはワタシだけか?