2012/01/02
1年の計は元旦(と2日)にあり。去年の練習不足を反省する意味で、今日は自転車で和田峠へ行った。東京と神奈川の都県境にある峠だ。頂上はウチから45km。
八王子(東京)側から和田峠を上るのは、何年ぶりだろう。同じ峠に出る醍醐林道でハチに刺されてから、こっち側からは上っていない。ハチに何度も刺されるのはよくないというし、なんたって、和田峠は厳しい。完全舗装だが、道は狭く、急峻な林間道路で、眺望はきかない。もっぱら自転車ヒルクライム修行の場、という感じの峠である。
きのうのランニングの疲れが生々しく、往きの浅川サイクリングロードで早くもバテる。あー、最近つくづく疲れが取れなくなったなあ。
陣馬街道をしばらく行ったところで引き返そうとも思ったが、速くて若いピナレロの修行僧にブチ抜かれて、元気をもらう。正月の2日から和田峠へ行くバカはオレだけじゃない。
ここのところずっと好天なのに、まだ人家のある麓の道はウエットだった。路肩がガチガチに凍っているところもある。こりゃ上るのは無理だな。
しかし、少し標高を上げたら、なぜか完全ドライになってしまった。
本格的な上りは3kmあまり。とくに序盤がキツイ。ひと息ついて、中盤もキツイ。対向車は滅多に来ないが、狭いし、曲がりくねっているので、要注意だ。ヴィッツとすれ違ったら、ブレーキパッドの焦げるニオイがした。エンブレ使えよな。 終盤は斜度が緩くなって楽になる。
絶対リタイアだと思っていたら、意外にも完登できた。
頂上も、見晴らしはきかない。あるのはガメつい峠の茶屋だけ。
久しぶりに来たら、道路脇にトイレが出来ていた。茶屋が管理していて、茶屋のお客以外は有料(100円)と書いてある。なんだそりゃ、管理料なら全員からとるべきだろう。茶屋にお金落とした人はタダなら、茶屋の私有トイレなのか。周囲の立木にも、茶屋の名であれすんなこれすんなと注意書きが書いてあって、峠の美観を損ねている。
午後になると、ハンドルがとられるほどの強い北風が吹いてきた。ネックウォーマーを鼻まで延ばしてゆっくり山を下る。